明細書をもらって医療内容をチェックしよう　|　「明細書」のどこをチェックすればいいの？

インタビュー

「明細書」のチェックポイントを解説します。下の見本の赤い文字部分をクリックすると、その項目に関連する解説文が表示されます。ぜひみなさんで確認してみてください。

入院外の「明細書」

入院時の「明細書」

入院外

保険

患者番号		氏名	山田太郎様（自分の明細書に間違いありませんか？）	受診日	2011年○月○日（受診日は合っていますか？）
受診料

部 ※	項目名（自分の受けた診療内容や検査、投薬などと照らし合わせてみましょう）	点数　項目別に診療報酬点数とその算定要件が決まっている。医科、歯科別に点数表が市販されている。インターネットでも検索できるサイトがある。点数は原則として２年に一度改定されるので、最新版で確認すること。	回数（処置等の回数を確認しましょう）
再診料	＊再診料　再診時時間外加算	135 　再診料は病院（200床未満）、診療所とも69点。　診療時間以外の時間、休日、深夜に再診を行った場合、それぞれ65点、190点、420点が加算される。　このほかに、明細書を無料発行している医療機関等に明細書発行体制等加算が1点加算される。	１
再診料	＊外来管理加算	52 　処置、リハビリテーション等を行わずに計画的な医学管理を行った場合に52点算定できる。　そのためには、医師は丁寧な問診と詳細な身体診察（視診、聴診、打診及び触診等）を行い、症状の再確認を踏まえつつ、病状や療養上の注意点等を懇切丁寧に説明しなければならないこととされている。	１
在宅	＊在宅自己注射指導管理料	820 　インスリン製剤、性腺刺激ホルモン製剤など厚生労働大臣が定める注射薬の自己注射を行っている入院中の患者以外の患者に対して、自己注射に関する指導管理を行った場合に820点算定。	１
在宅	＊血糖自己測定器加算（月100回以上）　（1型糖尿病の患者に限る）	1320 　患者に在宅で血糖を自己測定させている場合に、測定回数に応じて3ヶ月に3回を限度に加算が算定できる。	１
処方	＊処方せん料（その他）	68 　7種類以上の内服薬の投薬（臨時の投薬であって、投薬期間が２週間以内のものを除く。）を行った場合40点、それ以外の場合　68点算定できる。	１
検査	＊生化学的検査（Ⅰ）判断料	144 　検体検査判断料として血液学的検査判断料125点、生化学的検査（Ⅰ）判断料・同（Ⅱ）判断料・免疫学的検査判断料各144点、微生物学的検査判断料150点が、それぞれ月1回に限り算定できる。	１
	＊血液学的検査判断料	125 　検体検査判断料として血液学的検査判断料125点、生化学的検査（Ⅰ）判断料・同（Ⅱ）判断料・免疫学的検査判断料各144点、微生物学的検査判断料150点が、それぞれ月1回に限り算定できる。	１
	＊Ｂ－Ｖ	13 　静脈血液採取で1日につき13点算定。	１
	＊検体検査管理加算（Ⅰ）	40 　一定の施設基準を満たしていることを条件に、医療機関が検体検査判断料を算定したときに40～500点加算。	１
	＊血中微生物	40 　血液学的検査の内容に応じて点数が決まっている。	１
	＊生化学的検査（Ⅰ）（10項目以上）　ALP 　LAP 　Γ-GTP 　CPK 　ChE 　Amy 　TP 　Alb 　BIL/総　BIL/直	123 　1回に採取した血液を用いて一定の区分内の検査を10項目以上行った場合123点を算定。	１
画像診断	＊胸部単純撮影（デジタル撮影）　画像記録用フィルム（半切）1枚	182 　胸部単純撮影の写真診断料として85点、デジタル撮影料として68点、このほかフィルム料が含まれている。	１

※…投薬があった場合は、表の左側「部」の欄に医薬品名が記載されます。医薬品は独立行政法人医薬品医療機器総合機構（PMDA）のホームページで、組成・性状、効能・効果、使用上の注意、副作用情報など重要な情報が入手できます。

「明細書」は
どこでもらえるの？

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